訓練受講メリット メインビジュアル

一般的な職業訓練を受講するメリットと、訓練を選択する基準を残しています。参考になれば幸いです

職場を探す際、今の自分の実力が通用するか心配な方もいらっしゃるかと思います。
「職業訓練」はその際に考慮すべき有効な手段の一つです。
ここでは訓練を受講するメリットを説明します。

  • 目標とする業界、業種で必要なスキルが身に着く

    職業訓練とは目標とする業界、業種で使う専門的な知識、スキルを短期間で身に着けることができる場所です。 自分が転職したい業界、業種に対し、知識や技術が足りないと感じている方は、それらを教えてくれる職業訓練コースがあれば有効な手段となるでしょう。そして職業訓練は大抵「無料」で受講できるのです。

  • 条件によっては給付金も支給!

    職業訓練を受ける際、一定の条件を満たしていると、場合によっては「給付金」が支給されることもあります。 条件を確認し、条件に合うようでしたら是非申請してください。

給付金支給要件

  • 本人収入が月8万円以下(※1)
  • 世帯全体の収入が月25万円以下(※1、2)
  • 世帯全体の金融資産が300万円以下(※2)
  • 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
  • 全ての訓練実施日に出席している(※3)(やむを得ない理由がある場合でも、支給単位期間ごとに8割以上(※4)の出席率がある)
  • 世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない(※2)
  • 過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない
  • ※1 「収入」とは、税引前の給与(賞与含)、事業収入、役員報酬、不動産賃貸収入、各種年金、仕送り、養育費その他全般の収入を指します(一部算定対象外の収入もあります)。 「世帯全体の収入」は、事前審査において前年の収入が300万円以下であることを確認します。
  • ※2 「世帯」とは、本人のほか、同居または生計を一にする別居の配偶者、子、父母が該当します。
  • ※3 「出席」とは、訓練実施日に全てのカリキュラムに出席していることをいいます。ただし、やむを得ない理由により訓練に遅刻・欠席・早退した場合で、1実施日における訓練の2分の1以上に相当する部分を受講したものについては、「1/2日出席」として取り扱います。
  • ※4 「8割以上」の出席率とは、支給単位期間ごとに訓練実施日数から欠席した日数と「1/2日出席」した日数を控除して出席日数を算定(端数が生じた場合は切り捨て)し、支給単位期間ごとに訓練実施日数に占める当該出席日数の割合が8割以上であることを指します。

※給付金支給要件は変更されることがあります。詳しくは最寄りのハローワークまでご相談ください。

  • 就職のための武器が身に着く!

    就職のための武器が身に着く!

    職業訓練に参加すると就職の際の多くの強みを作ることができます。 これは就活にはとても大切なことです。

    例えば当校で行っている訓練はウェブ業界や一般企業のウェブ担当者として就職することを前提とした職業訓練のコースですが、これらの求人では何故か「経験者のみ申込可」という不思議な文言をよく目にします。経験していないと求人に申し込めないというのはどこで経験すればよいのでしょうか・・・?

    そういった際、職業訓練校での訓練は現場での経験に近いものを得られる場所として有効なのです。例え経験していなくともダメ元で、「実はこういう学習を現在していまして・・・」と企業に打診することで、 先方から「経験はなくともこれくらいの知識を持っているのであれば多少の実践経験を積めば・・・」と考えてもらえることがあるようです。

    事実、当校では経験3年以上という記載のあった求人に応募し、内定を頂いた未経験の卒業生が存在します。

  • 選択する訓練によっては資格の取得も可能

    選択する訓練によっては資格の取得も可能

    当校では「ウェブ解析士」「Google Analytics Certification」「Google検索広告認定資格」「Google広告 動画広告認定資格」をはじめ、多くの資格取得を考慮した授業をカリキュラムとして設定しています。

    これらの資格は現在大手代理店、メディア会社、ウェブ関連会社をはじめとした多くの企業で学ばれています。これらの資格を取得することは、それらの職場で働いている人たちと同じ基礎知識が身につくということになり、 現場で長時間の教育をしなくとも即戦力となれる可能性が高いのです。

    事実、通常3か月かかる教育が1か月で済んだというコンサルタント会社に就職した卒業生が存在します。そして弊社では世界的に有名なコンサル会社、大手代理店に就業された卒業生も数人存在します。

職業訓練コースを選択する際に
気を付けるべき点

必要な知識を必要なだけ身に着けられるか

職業訓練を検討している方へ

実はこれを書いている私(代表後藤)も過去に職業訓練を受けた人間です。 そのとき感じたのは、カリキュラムがかなり無茶な内容だったということです。

私が受けたのはウェブ制作の訓練でしたが、「プログラマー」や「デザイナー」になるための授業内容でした。私は志望していたウェブ担当者に就職しましたが、その後、卒業生の人たちとお話をしてみるとプログラマー、デザイナーに就職できた人はほんの一握りでした。当たり前ですが簡単に一つの専門分野のプロになれるわけがないのです。そして自分が、就業後の業務に役立ったと思えたのは学んだことの「10分の1」程度でした。
※教えてくれた講師はとても丁寧に指導してくれました。 しかしプロのプログラマー等の専門職種になるには長い学習時間と「地頭の良さ」、場合によっては「センス」が必要と感じています。

職業訓練を選択する際、気を付けたいのは学ぶ際に自分に本当に必要なスキルは何か、次に進みたい進路にぴったりと合っているカリキュラムか、ということです。 人生の中で貴重な数カ月を有意義に過ごすためにも、 自分の志望する進路にぴったり合うカリキュラムのコースを選択して有意義な時間としていただければと考えます。

ただし自身の方向性だけでなく、志望する業界、市場は伸びるのか、将来性を見極めることも大切です。 同じ努力をするにしても伸びる業界であれば努力は報われ、 衰退していく業界では報われない結果になりやすいのです。実はウェブ業界は内訳として2種類の市場があり、ウェブ制作の市場は10年前からほぼ、市場規模が変わっていません。

ウェブ制作市場の規模が上がらないのはいくつか理由があります。
・簡単に高性能なウェブサイトができる「CMS」というシステムの存在
・東南アジアなどの安くウェブサイトを制作する企業、人材の参入
・AI(人工知能)がウェブデザインを作成しはじめたこと
・素人でも作成できるサイト制作ツール(ペライチ・Jimdo等)の存在

それに対してウェブマーケティングの市場は10倍近い規模に変わってきています。
市場規模が伸びている、価値のあるウェブマーケティングスキルを学ぶことで世の中で求められている知識、技術が身につき価値のある仕事ができるようになるのです。
それは今後の自身の未来にもつながり、収入にも直結してきます。

当校で学んで頂くカリキュラムは上流の業務であるマーケティングスキルを活かせる「ウェブマーケター」「ウェブプロデューサー」「ウェブディレクター」「ウェブ担当者」を主に目指すカリキュラムとなります。時にウェブデザイナーに指示を出したり、多少のサイト修正できるウェブデザインスキルも身に着けていただきますが、広告、SNS、サイトを用いてどのようにウェブで成果を上げていくか、マーケティングスキルを身に着けていただくものが大半となっています。

ご興味をお持ちいただけたら見学会にお越しいただければ幸いです。
詳細についてお伝えいたします。

職業訓練校を選択する際に
チェックするべきポイント

  • 環境は学習をするのに相応しいか

    職業訓練校は見学会を開催している学校もあるので、 実際にどんな環境なのか確認しましょう。 実は当校は以前、新宿の教室で授業を行っていたのですが、 繁華街も近く騒然としていて弊害も多かったので、現在は閑静な神楽坂に転居しました。 弊社では学習環境も重要と考えています。

  • 教える講師陣は役立つ知識、技術を指導しているか

    せっかく技術を学んだとしても、それが就職後の現場で活かせなければ意味がありません。 どんなスキルが身につくのか、どんな講師が指導するのか確認しましょう。

    当校で授業を指導する講師陣は以下のような背景を持っています。
    ・大手新聞社でリサーチを担当していた人間がマーケティング戦略を指導
    ・動画を500本作成した人間が動画作成を指導
    ・広告代理店に勤める人間が広告を指導
    ・大学でライティングを指導している人間がライティングを指導
    ・現場でディレクションを行っている人間がディレクション、UI/UXを指導
    ・現場でデザインを行っている人間がデザインを指導
    ・現場で解析を行っている人間が解析を指導
    ・コンサルタントがロジカルシンキングを指導
    ・15年MS Officeを指導してきた講師がOfficeを指導
    ・SEOコンサルタントがSEOを指導
    ・プログラマーがプログラミングを指導
    ・サイト制作を行ってきた人間がIllustrator、PhotoShop、サイト制作を指導、等。

    それぞれの専門分野を専門の講師が指導します。

  • 就職支援は適切か

    授業以外にも就職支援も重要です。また専門のキャリアコンサルタントが在席しているかも大切なポイントです。 当校ではキャリアコンサルタントが常駐し、就職だけでなくキャリア相談にも応じています。

    また弊社では人材紹介業も営んでいるので企業紹介を行っており、これまでにも卒業生が大手代理店、コンサル会社などに就職されています。

  • 卒業した後のフォローはあるか

    訓練期間しっかりと学んだとしても、就業先で学んでいなかったことを求められることもあります。 職業訓練を卒業した後も引き続き学び続ける必要がある業界もあります。弊社では月に1度、勉強会を開催しており、興味のある回に参加出来ます。

    また業務で壁に当たった際はご相談に乗ることも可能です。実際1期につき1人程の卒業生が相談をしています。

  • 自分の過去の経験を活かせるか

    新たな職場で働く際、経歴+訓練を自身の強みとするという考え方があります。

    過去の自分の業務で得た知識、経験+職業訓練で身に着けたスキルを使って就職するというものです。例えば事務の仕事をされてきた方が当校でウェブマーケティングを身に着けることにより、事務+ウェブマーケティング という、事務もできてウェブの仕事もしますよ、という仕事に就くというものです。

    他にも
    営業+ウェブマーケティング
    店員+ウェブマーケティング
    という仕事に就かれることがあります。

    背景としては現在多くの企業がウェブの仕事をできる人材を求めていますが、1か月分まるっとウェブの仕事があるわけではないこともよくあります。
    そんな時に普段は事務員で、いざというときにウェブも面倒見ますよ!という人材が重宝されます。

    ウェブマーケティングは過去の経験を活かしやすいのです。

終わりに

職業訓練は数か月と長い期間のようであっという間に過ぎてしまいます。
人生の中で有意義な時期だったと感じられるように悔いのない選択をしていただければ幸いです。